前回の記事で紹介しためちゃくちゃ安いエアガン、ダブルイーグルのガバメント(M292またはGM0292)に手を加えました。
まずひとつはグリップの加工。
個人的にチェッカリング入ったグリップは好みでは無いので全て削り取り、3Mのダイノックシートのカーボン調のものを貼りました。
もうひとつはマズルの切断。
1cmくらい飛び出していたのをとりあえず短くしました。
テキトーに切断したらライフリングのモールドが1mmギリギリ残りました。
一部欠けましたけど気にしない事にします。さて、マズルを切断した時に気付いたのですがインナーバレルがかなり長いです。
現在アウターバレルは東京マルイのガバメントと同じ長さですが、マルイのは奥まった位置にインナーバレル先端が見えるのに対しダブルイーグルは短くしたマズルのかなり近くにインナーバレル先端があります。
そしてもうひとつ気付いたのですが、コッキングストロークが1cm短いです。
マルイが38mmスライドを引けるのに対してダブルイーグルのは28mmしか引けません。
ハンドガンタイプのエアコッキングガンはただでさえシリンダー容量が小さいのに更に1cmの差は大きいです。
マルイのガバメントはシリンダー容量とバレルの長さのバランスが良いとよく言われていますが、それよりもシリンダー容量が小さくバレルが長いのです。
それはつまり、バレルの長さに対してシリンダー容量が足りない可能性すらあるという事ではないでしょうか。
つまりいつものダブルイーグルです。
ダブルイーグルのエアコッキングガン、私が今まで加工したものは全てインナーバレルを切断すると初速が上がるものでした。
そしてモスバーグM500タイプはインナーバレル切断前と切断後を両方所持しているので比較する事ができたのですが、シリンダー容量に対してバレルが長すぎる箱出しの方が命中精度が良かったです。
これはもしかすると、ダブルイーグルというメーカーはわざとシリンダー容量に対して長いバレルにしているのではないでしょうか。
どこまで考えてやっているかは別問題として。そうでもない他社コピーの製品しかも弾が散って欲しい3発同時発射式のショットガンまでめちゃくちゃ真っ直ぐ飛んだので全ての製品がそうでは無い事も明らかなのですが…
そんな訳で外装弄ったらいつものダブルイーグルっぷりを存分に感じてしまったのですが、もうひとついつものダブルイーグルを感じられる点がありました。
マガジンです。
ダブルイーグルのマガジン、装弾数が少ないうえに入手がしにくい事が多いのですよね。
このガバメントは12発と実銃よりは多いもののマルイの25発と比べれば半分以下とかなり少ないです。
そのうえ国内でダブルイーグル製品のスペアマガジンを販売しているショップですら入手不可なので2000円くらいする本体ごと買うしかないという。
せっかく前回でホップの問題を解決し命中精度の高さを確認できたというのにサバゲーのセカンダリや部屋撃ちくらいにしか使えません。
サバゲーのセカンダリや部屋撃ちならスペアマガジン無くても12発で回せば十分に遊べるっていう訳ですね!
追記:12月23日
マルイのはスライド内でシリンダーが1cmくらい動く素敵ギミック搭載していたのでシリンダー容量は同じくらいでした。
ただダブルイーグルの方がバレル長い事は変わらないのでやっぱり影響はあるかもしれません。
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